地球環境の破壊は昨今ますます深刻になってきている。このままでは世界全体が持続可能な生活を続ける事は難しくなってきている。このまま地球環境の破壊が進む事は世界全体にとって大きな混乱を引き起こす可能性が高い。これらの現状を知ることにより私たち市民がどうしていったら良いのかを考えたい。

<地球温暖化>




最近の地球温暖化と関係づける説も説得性を持ちはじめた。観測結果ではこの100年間で06度上昇したが、温暖化のメカニズムは完全に解明されたわけではない。



・地球レベルの気候変動 地球温暖化

温暖化による影響:異常気象の発生

・急激な温度上昇に植生が追いつけず、生態系が破壊

・温暖化により、氷河の一部が融けることと、海水自体も熱膨張によってその体積が増えることにより、海水面が上昇。海面上昇には不確実性はあるが2100年までには約1595cm海面が上昇すると予測されている




ハワイのマウナロア観測所で過去40余年続けられて測定の結果では、温暖化の最大の原因とされる大気中の二酸化炭素濃度は年々増加している。測定開始時には315ppmだったのが2001年には370ppmに達した。

化石燃料の大量消費の始まる1850年以前には280ppm前後と推定されることから、二酸化炭素濃度は過去150年の間に約3割も上昇したことになる。

 


気温の変化

 20世紀の100年間(19012000年)で、日本の平均気温は約1 ℃上昇した。特に都市部ではヒートアイランドの影響も追加され、東京では約3上昇した。また、真夏日、熱帯夜の日数も都市部を中心に増加、真冬日の日数は減少した。(1)

[2] 降水量の変化

 地域によってばらつきがあるが、時間降水量50 mmを超える大雨の発現回数はやや増加傾向にある(1)。降雪量は一部の地域において減少してい

る(2)。




日本CO2排出量 1億3290万トン  京都議定書基準年+7.4%上昇

家庭部門で35%上昇  オフィス15%上昇  産業-0.8% 運輸20.6%上昇