土壌汚染 (どじょうおせん)とは、土壌が重金属、廃油、有機溶剤、農薬などの有害物質により汚染されることをいう。有害物質の量、種類などによっては、地下水や地下空気へ汚染が拡大することもある。



富山県の神通川流域や群馬県の渡良瀬川流域で、鉱山や精練所からの重金属が原因となる農用地の土壌汚染が問題となった。1960年代から1970年代には、水銀やカドミウム、六価クロムなどの重金属やPCBなどの化学物質による公害が発生し、人間や動物の健康を害し、草木が枯れるなど、大きな社会問題となった。



また近年は、IC基盤や電子部品の洗浄、金属部品の前処理洗浄、ドライクリーニングなどに多く用いられてきた揮発性有機化合物(VOC)による土壌や地下水の汚染も問題視されている。




・枯葉剤による土壌汚染(ダイオキシン)

ベトナム戦争でアメリカが日本よりも一回り小さなベトナムに枯葉剤を10年間に渡り撒かれた。この時がばら撒いた爆薬の量は米国が第二次世界大戦で1890万トンで全戦場で使用したものの2倍にのぼる。




人間への影響が出てきたのは1970年代末ころから癌、先天性奇形流産、皮膚炎、身体の麻痺などが多発。




米兵も4万人が健康被害を訴え、枯葉剤メーカーを告訴。補償で和解。

ベトナム側は何の補償もない。ベトちゃん、ドクちゃんのような奇形児が多数生まれる。





・劣化ウラン弾アフガニスタン、イラクでは劣化ウラン弾も使用されており、早くも白血病などが増えてきている為、今後の影響が懸念されている。

米兵もドイツの民間機関で彼らを検査した結果、帰還兵10人中9人に劣化ウラン弾の異常値が認められた



森住 卓(写真家)HPを参照。

http://www.morizumi-pj.com/