アル・ゴア氏(元アメリカ副大統領)が07年のノーベル平和賞を受賞した。
地球温暖化問題について映画などで世界的な啓発活動を行ったゴア氏と国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC、事務局・ジュネーブ)」に授与すると発表した。
授賞理由で、両者が「人為的に起こる地球温暖化の認知を高めた」と高く評価した。
米国の前副大統領アル・ゴア氏と国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPC
C)」へのノーベル平和賞授与は、地球温暖化が平和への差し迫った脅威だと訴えてきた人々を勇気づけた。
ゴア氏は40年に及び環境をライフワークにしてきた。ハーバード大学在学中の68年、大気中の二酸化炭素濃度の上昇を世界に警告した授業を受け、
「地球全体の大気に、これまでと根本的に違う何かが起こりつつある」と初めて地球規模の環境破壊について知ったのだという。
(自著『不都合な真実』から)
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温暖化問題への取り組みで同賞が贈られるのは初めて。
環境分野では04年にケニアのワンガリ・マータイさんが受賞して以来2度目である。
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ゴア氏といえば現在のブッシュ大統領と2001年の大統領選で争い僅差で敗北している。
この時、ブッシュ陣営が選挙において不正なやり取りがあったとされて何度も選挙の投票用紙が数え直されている。
当初、ブッシュ氏当選!!とニュースが流れ、その後すぐにゴア氏当選!!と最後まで混乱し、ブッシュ当選後も票の数えなおしを行い、最終的にゴア氏の方が投票数が多いということが判明した。
しかし、すでにアメリカは9・11同時多発テロの混乱の中にあり、もはやブッシュ大統領が指揮をして「テロに屈するな!!」とアメリカ中が非常事態になっていた。
あの時、もしゴアが大統領になっていたら、、、、、と誰もが思った。
アフガニスタンにいきなり攻撃を仕掛け(テロ首謀者のビンラディン氏がアフガンに隠れているらしいということで)アフガニスタンはアメリカに攻撃したわけでもなんでもないのにいきなり、攻撃されて破壊された。
アメリカの行った報復攻撃は国際法も丸無視した中で行われた。
アメリカ国内中が国旗で飾られ、ブッシュに支持率も一時は90%くらいまで上がった。(操作されているかもですけど!)
報道規制が引かれてブッシュの批判をするニュースキャスターは速攻クビになり、
番組はなくされた。
アメリカ人全員が報復戦争に賛成し、誰もがブッシュの政策に支持しているかのように言われていた。
私は報復攻撃開始後2ヶ月位経った時にニューヨークにいた。
国連の会議があってそれにNGOとして参加するためだった。
町中は物々しい警戒で5メートルごとくらいに警察官が立っていて、一々職務質問、パスポートの提示、宿泊先ホテルの鍵の確認と宿泊カードを見せろ!と言われました。
国連の会議に入れるパスを持っていたので比較的、スムーズに通してはくれましたが、、、、。
身長が190cmくらいですごいマッチョで顔もいかつくて人間じゃないっ!!みたいに怖い顔でハリウッド映画のNYコップみたいですごい迫力の警察官ばかりでした。
国連ビル周辺は軍隊が警備をしてすごい武器を肩から提げている兵士とかが普通に市中にいました。
あっちこっちの消防署の前にはたくさんの花が飾ってあり、9.11の救助作業で亡くなった消防士の写真がたくさん飾られていました。
貿易センタービルの近くにはあっちこっちに「行方不明」の探しています!!っていうテロの犠牲者の写真が貼ってありました。
それを見ると本当にどこからか怒りが湧いてきて、悲しみで一杯になりました。
でも、その時、私はアフガニスタン難民支援を始めていたのでそこで犠牲になっている人たちのことを思うと本当に心が痛みました。
その時、国連の会議に来ていたアメリカのNGOの人たちでさえ情報を止められていたのでアフガニスタンの情報はまるで知らなくて驚いていました。
ちょうど同じ時期にダボス会議がN.Yで行われていました。
その時にアメリカ全土から4万人くらいの人達が集ってNYをデモ行進していました。
プラカードには「NO! WAR!!」 と書かれていました。
「オイルのために血を流すな!!」
「報復攻撃するな!!」
などと書かれたカードを持って大掛かりな山車やブッシュの顔の被り物、セクシーな女性たちのパフォーマンスや仮装大会のようなパレードでした。
でも、そのデモは新聞でもニュースでも一切報道されませんでした(NYでは)
みんなインターネットで呼びかけて集ったそうです。
そうそう、話題はゴア氏でした。
ゴアがもし、大統領になっていたら、、、、、、、、、
アフガンも、イラクも攻撃しなかったのではないか?
多くの人達が犠牲にならなかったのではないか?といつも考えてしまっていました。
でも、いつかインタビューでゴア氏が「私は大統領という立場でなかったから環境活動ができた」とコメントしていました。
本当にそうかも知れませんね。
自由な立場で発言できますから。
そして、今回のノーベル平和賞を受賞したことで地球温暖化がどうして起こるのか?
このままだとどうなるのか?
じゃぁ、どうしたらいいのか?
自分は何が出来るのか?
もし、やっても効果がないとしたらどうするのか?
やるのか?やらないのか?
そんなことも世界中のひとり一人が考えるきっかけになるかも知れません。
私が思うのは、、、、、、、
答えがどっちだったとしても、やっぱりこれ以上を地球を破壊する事は
止めないと、、、、、、ですね。
どうしたらいいのか?
みんなで知恵を出しましょう。
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